三角関係で友情なアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの三角関係で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月03日の時点で一番の三角関係で友情なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.7 1 三角関係で友情なアニメランキング1位
海がきこえる(OVA)

1993年5月5日
★★★★☆ 3.6 (277)
1279人が棚に入れました
高知の進学校から東京の大学に入学した杜崎拓は、吉祥寺駅のホームで武藤里伽子に似た女性を見かける。その後、はじめての夏休みに同窓会のために故郷・高知へと帰省する道中、拓はその高校時代を思い起こす。季節外れに東京から転校して来た里伽子との出会い、ハワイへの修学旅行、里伽子と2人だけの東京旅行、親友と喧嘩別れした文化祭。ほろ苦い記憶をたどりながら、拓は里伽子の存在を振り返っていく。

声優・キャラクター
坂本洋子、飛田展男、関俊彦
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

揺れる十代とバブルの香り

先だって観た「ポルフィの長い旅」の望月 智充監督の作品が気になったので観てみました。

なに?十代の飲酒喫煙シーンがあって再放送の障害となったそうな。そいつはタイヘンだっ!?
高校生がタクシー飛ばしたり飛行機乗ったりと、背伸びした行動ですね。氷室冴子原作で。十代の子が読んで背伸びした気持ちになってワクワクするための原作小説だったのかな?色々とバブルの残り香を感じました。

高知から、お父さんに会いに行く女の子にふりまわされて東京へ。その時の空気でなんとなく大学も東京に決めちゃう。自分たちのいる世界から飛び出て、振り返って見えてくるものを描く恋愛模様と成長劇。

背伸びしている反面、冒頭の学校への抗議のやり取りなどは一昔前の感覚を感じました。コクリコ坂とそう変わらない。
修学旅行中止なら、みんなで夏休み旅行すればいいじゃん〜、とはならないんですね。管理される抑圧への青年の主張になり、その時の気持ちを共有できたのが親友。
親友の気にかけるりかこは自分の抱えた悩み事に精いっぱい。
{netabare}告白されても「あなたみたいに方言しゃべってる人好きにならないわ」なんて。
どういう気持ちなんでしょう。“そんな風に身に馴染んだ自分の居場所があるくせに、私なんかを気にかけるって、同情してんじゃないわよ!わかるもんか!”…ってことかな?
いい語りがあればこの子の魅力はもっと引き出たんじゃないかな。

色々、え?それ、なんで?どういう意味?と一人で物語の肩を掴んで追いかけてみたのですが、返ってくる答えは「何故なら、青春ラブストーリーだから。」という風でした…。素直に爽やかな青春恋愛物語を感じ取れる人には良い作品かもしれません。
例えばよくわからないのが「腹いせに無防備なりかこの水着写真を買ってやった」という…
…今、文字にしたら何となく表現したい感覚がわかった気もするんですが、ジブリテイストに妙に爽やかでスマートな語り口でやられると、え?それ、なんで?っていう気持ちにさせられました。土佐弁はよかったと思います。



高校生の頃、この作品をやたらと熱く語っていた同級生男子がいました。「よし、コレは彼の聖域って事で、別に感動を共にしたくはないな。」という気持ちから観てこなかったのでした。今思うと別段何にも悪い子じゃなかったのですが。
彼にとってこの作品は、自分のいる場所では無いどこかへの憧れ、所属(故郷)のはっきりした場所からの成長への憧れの気持ちを膨らませてくれるものだったのかな、などと今更考えてみました。東京の高校でしたがこの作品にあるようなものはそういえばなにひとつ無かったような。東京に集まってる子供の大半が既に根無し草ですからね。{/netabare}

当時の自分が観ていたらどうだったかとも考えると、もっと近視眼的なことしか興味なかったので、やはり共感できなかったと思います。

この作品の中でも高校生達はみんな近視眼的で、修学旅行の問題も真面目におおごとで、やってきた転校生の意味深な身元も真面目におおごとで、高校生のうちは身近な事がとてもおおごとで…それはわかります。
しかし、時代のチョイスと、会話のニュアンス…ノリがスマートすぎて(方言なのにね。)何か気持が入っていけませんでした。
時間が短い(72分)ので駆け足だから、というせいもあるかもしれません。

現実的な描写なので、そこから排除されている現実にある不具合な要素や、自分の知っている記憶との差が気になって、入り込めないんだと思います。
実際にこの人がいたらどうだろう、この人の選択はどうだろうというすり合わせで観てしまうので、没頭できないのでした。
アニメで感情移入できるかは、リアルな描写であるかには依らないな、というのが不思議なところです。デフォルメされたものでも生々しい感情を触発されることがありますね。
あと、現実的なわりに、大人の存在がおざなりだった気がします。大人のやってる事に影響される十代だけど、近視眼的だから大人の事を捉え切れない、という意味なのかな。



“こういう時女の子はこういうもんでしょ!わからずや!パシーン!なんなんだアイツは!おまえ、なにもわかってないな!ボカッ!”

なにやら、そっけない割に、ラテンの血の気配がするぶつかり合いでした。
すごい喧嘩したあとで熱烈に抱き合いそうな。
(高知はカラッとしてそうだものな)
バブル期の社会自体、ラテンなイメージがつきまといますね。
作品中、主人公はちゃんと髪の毛センター分けで白いTシャツでジーンズに裾いれてる栄作スタイルだし、女の子は女子大生になったら前髪カールさせてタイトスカートをはいてました。うーむ、バブルテイストッ。いや、そんな時代は私は子供でしたよ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 46
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

穏やかな海でした。

舞台は高知。大学生になった主人公が(付き合っていたわけではないが)喧嘩別れした一人の女の子を見かけてそれから高校時代を振り返るお話。
少しお人好しだけど芯のある青年「杜崎」、ある一件を境に親友になった「松野」、東京から引っ越してきた人付き合いの苦手な女の子「武藤」。
この3人を中心とする思春期特有の浅はかさや不器用さが描かれた青春物語。


例えば男と女が同じホテルの部屋に泊まった事実というのは
いくら弁解しようとも逆に立場を悪化させる一方で払拭できず、あるはずのない事実を広めることになる。
あったのかもしれないという振り払うことのできない疑念は
人によくない幻想をそそのかすと同時に第三者の胸の内で期待を膨らませます。
あいつは誰が好きで、誰が嫌いで、そんなことを一言言うだけで波紋を起こすような「大人」になれない彼らのもどかしさはすごく身近に感じられました。
「こどもは残酷だ」なんて言われるのと同じように振り返って考えられるときにこのころの偏狭な精神やわだかまりというのは自分を理解する上で、また進み続ける時間の中に存在する僕らにとって反省と馬鹿馬鹿しさあまりの笑いをもたらしてくれます。
とても大切なものです。

この映画はいつまでも大きな盛り上がりを見せることない常に平熱な映画です。
ですが、画や音楽がその構成にマッチしていてとてもいい雰囲気を出していますし、途中で飽きることもありませんでした。

海が聴こえたのかどうかは別としても僕の好きな映画の一つです。

{netabare}

本作では原作の一部分をカットして映像化されました。(他にも少し違うところはいくつかあった)
その一部分というのは、ちょっときつすぎる武藤の内面を、杜崎が他の人を通して知るといったところです。
(上の表現が正確かどうかはちょっと自信がないですw)
だから映像作品だけだと武藤のことは少し嫌な奴にしか見れないかもしれませんね。
でも僕は、他の人にも言えることだけどそういう彼女の人として未熟なところをこの作品では表現されていてそれによってもたさられる共感と教訓がなによりもの魅力だと思います。

「海が聴こえる」に対しどう応えるかはあなた次第。そんなの原作読んだってピンとはこなかったw
ただおそらくで申し上げるならば、僕はこの「海が聴こえる」の「海」は杜崎が武藤に恋している気持ち、
つまるところの実際には聞こえない、聴くことのできない心の声のようなもののメタファーだったのではないかと思いました。
なぜそう思うのかというと、海というのは僕たちが目にしていないときでも絶えず動き続け波を起こし続けます。
それは岩を削り、砂を運び、ときには手紙の入った瓶を乗せて、
またあるときには使いようの無い流木を死に場所へと運びます。僕たちが知らないうちに。
ずーっと前から鳴っていたはずの汽笛に気付くことができず、目の前の列車を何度も見送ってきてしまったように、
自分の本当の気持ちを、その波の音を正しく聴くことはできなかった。どうしても素直になれなかった。
上記にも書いたようにそういった若さゆえに上手く生きることのできないもどかしさのようなものが彼らを通して描かれ、
その上で成長することの意味とひとつ大人になることをこの本で語っていたのではないかと思います。
少し前に読んだのでうろ覚えではありますがこんな感じです。(言い訳w)

そんな中で映像作品では実際に海に行ってしまっていて、可視化されているんですね。
これはどうなんだろう(笑) でもほんとうに海のシーンを一回も出さずにこれを作ったらそれはそれで問題になりますねw
夢や非現実を通せばと思ったけれどもこの作品には合わないし、と考えるとこれで良かったのかもしれません。
腑に落ちたわけではないけれどw
良い作品でした。

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

明日になればなんとかなるさが青春。そんな明日は来ないことが分かるのが大人。

この作品は、子供の頃に観たことがありますが内容は全然覚えていませんでした。
たぶん、登場人物よりも年齢が低かったせいか全然響かなかったのだと思います。

今回観返して当時思いもしなかった感情が詰まっている作品だと分かりました。
つまり、青春です。

青春を題材にした作品は、観る年齢によって感じ方が違います。
幼ければ、子供の頃の自分のようにまだよく分からないで終わってしまいます。
青春まっただ中であれば、そんなの普通のことだよって感じるでしょう。
しかし、青春って時期がとても貴重なものだったと気づいてしまった今、
なんとも切なくなります。

青春の恋っていろいろな形がありますよね。
とにかくその人しか見えない一直線の恋。
好きなんだけど、一歩踏み出す勇気がなくて、結局終わってしまう恋。
当時は、自分の気持ちにも、相手の気持ちにも気づかない友達止まりの恋。
振り返って初めて恋だったと気づく、友達でも恋人でもない微妙な関係性です。
そんな二人の間に起きた出来事は、特別な何かって感じで記憶に残ります。
この話もそんな感じです。

この話は、大学生になった主人公が当時のことを回想しながら進んでいきます。
主人公が高校2年の夏、可愛い女の子が転校してきます。
しかし、その子は、クラスのまわりの子と馴染めません。
主人公とも特に接点はありませんでした。
そんな中、修学旅行先で主人公は、その子からある相談を持ち掛けられました。
これをきっかけに二人の話が恋愛ではない方向に急展開していきます。

主人公は回想の中で、その子と一緒に他愛もない会話や景色を観ることを
「したかったんだ・・・」と気づいていきます。
と、同時に、当時のその子との多くはない会話が頭に浮かんでは消えていきます。
主人公は、それが青春だったと気づき始めます。
そして、ちょっとずつ大人になっていく、そんな時期のお話です。

主人公は、当時、友達とも喧嘩をしてしまいます。
でも親友なので、きっと明日にはいつも通りに戻ると思っていました。
でも、実際は、そんな明日は来ませんでした。

きっと青春って、実現したいことの多くは、
早ければ明日にも、遅くてもそのうち実現するものと思っていたことでしょう。

明日になればなんとかなるさ。そう深く考えないのが青春です。
でも実際は、そんな明日は来ないことが分かるのが大人です。

そう思うと、青春って時期は、良くも悪くも
その一瞬一瞬を一生懸命生きていた幸せな時期だったんだとつくづく思います。
大人になると、変に先々のことばかり考えてしまいます。
今を楽しめていない自分に気付きなんともやるせない気持ちにもなったりします。

よく「青春を謳歌せよ」と聞きます。
しかし、青春まっただ中の子には、正直、それは響かないと思います。
だって青春って終わって初めて、それが青春だったと気づくのですから。

この作品も大人になってしまったからこそわかる、そんな気がするのです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

62.9 2 三角関係で友情なアニメランキング2位
君が望む永遠 ~Next Season~(OVA)

2007年12月21日
★★★★☆ 3.6 (152)
803人が棚に入れました
3年間の眠りから目覚めた涼宮遙は必死のリハビリの末、ようやく退院することができたが、依然事故のトラウマに苦しめられていた。
 そんな遙は鳴海孝之や妹の茜、そして両親に支えられ、普通の生活が送られるようリハビリに励んでいた。
 しかし、自分を犠牲にしてまで一緒に居る時間を作ろうとする孝之の姿に、やがて遙は困惑してしまう…
ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

本編があれだったせいか良パートが豊富だった

{netabare}
|ストーリー
|最終話からの続きもので正直嬉しかった。ドロドロ展開からほのぼのとした
日常?的な展開が進んだが、遥と鳴海の成長ぶりが凄かった。
大人になった印象がありました。

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|作画
|この頃にしては、作画(背景班)の安定さは素晴らしい

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|声優
|遥と茜の喧嘩シーンの演技が響きました。

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ムービー
|
|OP ☆ 3.3
|毎回毎回ムービーに変化していたので、見ていて飽きなかった

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|
|ED ☆3.2
|OVAだしと思ったけど最終話の終わり方が良かった

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|キャラクター
|遥と鳴海さんとの別れのシーンもそうですが、姉妹の喧嘩のシーンや
遥と母との話が考えられるシーンだと思いました。

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| +α
|
|OPED中毒度 ☆ 2.8 本編が凄いからあまり強い印象がありませんでした。
|

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|再視聴度  ☆ 3.4
|本編見たあとについでに見る感じかな?(毎回同じセリフしか言っていない・・・)

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{/netabare}

原作未読 本編の続きが描かれている作品です。
本編が好きな方は是非見ることをおすすめします。
今回は2日間でこのシリーズを視聴しましたが、なかなか良い作品でした。
またこのようなストーリーを探してみたいと思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本編とは違い、さわやか系の作品に仕上がった

「君が望む永遠」のOVA作品で、本編を見てからでないと視聴は難しいです。
本編がTBS系のどろどろなら、こちらはフジ系の青春ものといった感じに仕上がっていて、さわやかです。もう一人のヒロインである遙を選んだという設定で物語が進みます。

{netabare}本編ではいらいらさせた主人公の孝之が、こちらでは積極的で、前向きな人物になっています。本編との落差に戸惑うこともあります。が、これはこれで遙を守るためにそうせざるを得なかったのだと思ってます。遙に似合う人物像としては理想的だと思いました。
この前向きさが遙には重くなっていきます。つまり、孝之が遙のためにすべてを犠牲にしてしまったのではないかと。そして、幸せから一転、遙は孝之に別れを切り出します。これも遙が孝之を思ってのこと。とても切ないです。が、遙もいろいろ悩み、周りに助けられ、最後は孝之に思いをつたえてハッピーエンドで終わります。最期に待っていた場所は事故現場。遙には恐怖でしかない場所で、孝之を待ち、あの日の出来事を払拭し、孝之ともう一度始めるのです。
本編でヒロインだった水月はこの作品では孝之とは会いません。分かれた場合のその後が描かれています。そして遙の妹である茜についての話と、コンパクトにまとめています。{/netabare}

本編がかなりきわどい…というより、かなり直接的だった性描写はこの作品ではありません。遙というヒロインを描くためには必要なかったのだと思います。そう仕上げたのでしょう。

ただ、やっぱり本編とのつながりを丁寧に書いてほしかったなと思います。本編の1、2話が同じだからという理由でテレビアニメ化を見送ったらしいのですが、いきなり退院で始まりますから戸惑います。水月と遙のどちらをどう気持ちで選んだのか、そこに至るまでの葛藤、その直後の水月と遙の関係など、見たかったです。これも本編で遙に肩入れしたためでもあるんですが…

本編に興味を持った人ならぜひ一緒に見てもらいたい作品です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

鬱展開が抜けたことで面白みも抜けた

『君が望む永遠 ~Next Season~』はゲーム原作(OVA)、全4話の恋愛アニメです。


この作品は本編の後日談であり、ifの世界のお話。
本編は憂鬱さ溢れる純愛モノでしたが、今作は二者間の純愛一辺倒なストーリー展開のため、ヒロインらが恋人を奪い合うことも、何らかのいざこざが起こることも、妹の茜が癇癪を起すこともない、そんな特に味気も面白みも無いようなストーリー。

この作品のテーマは別にあるだろうが、主観的にはヒロインにとっての悲惨な過去の克服。もう少し詳しく言えば、主人公の一途な愛情を向けられて嬉しさを感じつつも、罪悪感を感じて主人公を遠ざけてちょっぴり沈むヒロインが、過去を克服して前へと一歩踏み出すまでの過程。
私はこの作品の登場人物ではないために、彼らの心情を理解できないとは言え、自分勝手な考えを探り出して悟りに至った主人公や、ヒロイン方の家族にも二人の関係を許容され、2人の将来を皆に喜ばれたあの流れで別れ話を打ち出すヒロインの考え方はイマイチ理解できない。特に主人公。悟る前に2人で話し合えよと言いたい。

不評を述べましたが、一方でマブラブ及びマブラブオルタネイティブのヒロインの一人である"委員長"が登場するといった、マブラヴファンには嬉しい要素もありました。とは言え、興奮に値する嬉しい要素それくらいでしょうか。

また、このアニメ版『君のぞシリーズ』を観てきた中で一番好印象だったキャラは"茜"。何だかんだ彼女が一番素直で可愛かった。しかし、立派に悲劇も味わっているのにヒロインにはなりきれなかった可哀想な子。何か泣ける。

言ってみればこの作品は、悲劇のヒロインのまま終わった"遙"を幸せにしてあげようプロジェクトの産物。終始イチャイチャされる展開はイライラしますが、コレといった波乱も無い展開は少々退屈で、主観的にはあまり面白いと思えませんでした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

59.1 3 三角関係で友情なアニメランキング3位
みずいろ(OVA)

2003年4月25日
★★★★☆ 3.2 (45)
217人が棚に入れました
『みずいろ』は2001年にねこねこソフトから発売されたWindows用PCゲーム。
普通の街の、普通の学園に通う主人公「片瀬健二」と、彼を取り巻く可愛い素直な妹、無口な先輩、幼なじみ、健気な後輩…。
そんなヒロイン達との間に繰り広げられる、笑いあり涙あり、甘いようで淡く、ちょっぴりせつない純愛系の普通の恋愛ストーリー。

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゴットゥーザ様、大活躍♪

何を隠そう、ゴットゥーザ様の魅力だけで見ましたw
みずいろのOVAはゴットゥーザ様が演じる、早坂日和にスポットライトが当たった作品だと聞き、即視聴!!

ちなみに原作は未プレイだったので、どんな感じかな?
と、気になっていたのですが、朝比奈みくる(ハルヒ)に似た感じでしたね♪
ゴットゥーザ様の天然のんびりした感じを思いっきり堪能できました。

OVA作品で30分×2話と、簡単に見切れる作品なので、ゴットゥーザ様ファンの方は是非、視聴してみてください♪

シナリオに関しては、とても良いとは言い難いものですが、ゴットゥーザ様の活躍もありますし、まぁまぁ感動できるものだと思いますよ☆

最後になりますが、とても私の偏った意見ばかりとなりまして、スミマセンでした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

約束

幼い日に交わした約束が一人の少女を勇気づける。
感動系恋愛ストーリーです。

血のつながりのない兄と妹の元に、幽霊として帰ってきた幼馴染の少女。
記憶を無くした幽霊少女にいったい何があったのか?
幼い日の出来事を通して、三人の物語は静かに流れ・・・

ゲームを原作とした2話約1時間のOVAです。
ストーリー構成が絞り込まれ、話の筋が明瞭。
全キャラが役割をわきまえ、ちょい役のサブキャラでさえ気持ちのいい性格です。
作画も綺麗で、声優さんの演技も文句なし。
とくに、後藤邑子さんがいかんなく実力を発揮されています。

ラストのサプライズが制作者の心意気。
わずかの感動とともに、物語の余韻に浸れる良作です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23
ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

兄妹+幼馴染

30分2本にて完結するOVA

プロローグでその後の展開が想像出来るよくあるタイプのストーリーですが私はこのタイプの物語が大好きです。
付加されてるエンドは無くてもよかったかな、私はそこまでのストーリーで満足しましたので。
まあ有っても無くてもどっちでもいい感じ
何れにしても結構気に入りました。

アダルトバージョンのOVAもあり、混同しないように

{netabare}
アダルトバージョンのOVAも2本組ですが
Vol.1-雪希の章-
Vol.2-日和の章-
となっており気に入った娘の方を見るだけでもいい感じの作りになってます。
全年齢版とはちょっと違うキャラ絵とストーリーで割と良い感じでした。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1
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